ずっと行きたいと思っていた、神保町の「蘭奢待」さんです。
ここは、父ちゃんの大好物である「焼き鳥」のお店。なんでもミシュラン一つ星だとか。
そもそも「蘭奢待」とは、東大寺正倉院に収蔵されている香木の名前です。天下第一の名香と謳われ、足利義満や織田信長といった時の権力者が切り取ったとも言われています。
そんな名香を店名としたこのお店ですが、結論から言えば「最高!!」でした。
メニューは6,000円のおまかせコース1種類のみですが、ボリューム満点。前菜に始まり、串焼き数種類に野菜の盛り合わせ、スープに御飯、最後のデザート(自家製チョコ)まで、ハズレ品無しの美味オンパレードでした。
このお店の凄いと感じたところは、鶏肉だけじゃないところです。出てくる野菜もチョコも、全てが美味でした。食材にも仕込みにも、明らかに相当なこだわりを持たれています。目の前で黙々と肉を焼く店主から、「お前写真撮んのか?」的な視線を感じたため、気の小さい父ちゃんは逆らえず...。よって以下は、他の方の写真の引用です。
まず砂肝ですが、何が美味しいって下に敷いてあるオレンジまでもが美味!!
さらに、以下はつくねですが、添えられているのは鶏のキンカンだとか。プチッと弾け、何とも言えず美味な卵黄が口の中に広がります。これと一緒に食べるつくねは最高でした。
ちなみに、ここでも診断士の悲しい性が頭をもたげます。こちらのお店の収容力は8組ほど。私が言ったときは、常時7組(14名)が来店していました。そして、こちらのお店の営業時間は7時間です。となると、お客の回転は3回ほどでしょう。そして、客単価はお酒代込で8,000円〜10,000円といったところでしょうか。1日の売上高はざっくり40万円くらいですかね。
一方で、焼き鳥屋の原価率は3割が限界と聞いたことがあります。しかし、こちらのお店は食材に大変なこだわりを持たれています。「食材にこだわりつつ、原価率をおさえるために、メニュー1種類という選択肢に至った」ということがよく分かりました。
「だからどうした?」っちゅう話ですが、いずれにしても美味でした!!お勧めです!!
そして、今週末の父ちゃんの最大のミッションは、1号くんの「自由研究完成の助太刀」でした。前回も書きましたが、1号くんが選んだ自由研究は「大坂城製作」!体操と水泳で忙しい週末の合間を縫い、正味3日間での完成と相成りました。夏休みの宿題完了!!
ちなみに、本作品を近くで見てはいけません。段ボールをカッターで切って部品を作ったので、寸法も結構適当です。よって、接着剤くんの強大な力を以てして、無理矢理くっつけています。印象派の作品のように、本作品は遠くから眺めて頂きたい...。その意味では、川崎の工場地帯の夜景とも同じですかね。
http://dg1217.seesaa.net/article/413797613.html |
なお、1号くんの自由研究作業の間、暇な2号くんはこんなものに熱中していました。最近流行っている「アイロンでくっつくビーズ」だそうです。
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