2016年9月24日土曜日

岡山と忍者ってNANJA!?

金曜お休みを頂き、木曜から岡山へ行ってきました。

父ちゃんの故郷です。晴れの国です(県庁所在地における降水雨量1mm未満の日数が全国最多)。桃太郎伝説の国です(こんな謎のお城 ↓ も残ってます)。B級グルメの国です(おかやまデミカツ丼に津山ホルモンうどん、日生かきおこに蒜山やきそば等々)。あとなんやかんやいい所です。一度いらっしゃーい。

桃太郎伝説の舞台になったと言われる謎多き鬼ノ城(写真:津田泰輔)













と、ひと通り宣伝してみたところで本題です。今回は、父ちゃんの父ちゃんの喜寿のお祝いで里帰りしてきました。77歳でございます。至って元気でございます。有難いことです。木曜の夜は、家族が久々に集まり食事会でした。

たこぎゅう?


















「多幸半(たこはん)」さんのコース料理、大変美味しゅうございました。が、この看板を見て「多幸牛(たこぎゅう)」と勝手に解釈した父ちゃん、いつ「肉」が出てくるのかと首を長ーくして待っていました。が、出てくるのは「魚」ばかり。「看板に偽りあり!」とJAROってなんじゃろにチクろうかと思いましたが、こちらのお店の売りは「瀬戸内の魚の味を存分にお楽しみ頂く」ことだとか。失礼しました.....(- -;)

ちなみに今回の最大の驚きは、兄の子ども達の成長っぷり。長男坊は中学二年生。暫く見ない間に、髪型といい服装といいすっかり色気づいていました。叔父さん(父ちゃんのこと)の「色気づいたんちゃう〜?」との大人げないつっこみにも、少しはにかみながら「うん....」との返事。その表情に尾崎豊のライブ映像を思い出しちまいました。隣りで大声で「獣電戦隊キョウリュウジャー」の主題歌を歌っていた2号くん、君もこんな風になるのでしょうか?


翌日は昼の便に乗るため、岡山滞在はあっという間に終了。ちなみに岡山空港では、こんなものに興じておりました。飛行機のシミュレーターです。岡山空港への着陸を試みた1号くん、見事に「翼から」ランディングしておりました。「乗員乗客全員死亡」です。














そして、岡山に来たら必ず買って帰るのがこちら。


















きびだんごではございません。大手まんぢゅうです。まんじゅうではございません。まん「ぢゅ」うです。美味です。大好物です。是非一度お試しを。


そして、羽田空港に着いたのは14時過ぎ。折角の平日なので、日本化学未来館で開催されている企画展「The NINJA -忍者ってナンジャ!?-」に行ってきました。計画などしていません。いつもの思いつきです。よって、子ども達の靴は「長靴」です。が、そんなことは関係ございません。「長靴でも忍者修行はできる!GO!!」です。














STAGE1の「体をきたえよ」にあるのは、「忍び足」「ヒマワリ跳び超え」「手裏剣打ち」の修行場。「忍び足」は文字通り、忍び足の修行です。ほんのわずかな音でも機械が反応します。が、ゴム長靴のお蔭(?)で1号くん2号くんともにクリアでした。続く「ヒマワリ跳び超え」では、徐々に障害の高さが高くなります。ハードルは3つ。赤外線(?)に触れると、これも機械が反応します。こちらは、1号くんのみクリアでした。

















STAGE2の「技をきたえよ」では、忍者の様々な道具について学び、最後は「のろしをあげる」任務に挑戦します。














STAGE3「心をみがけ」は精神修行の場。滝の前で様々なポースを決めます。すると、体が分身したり体が大きくなったりします。うちの1号くん2号くんはこれがお気に入りで、何度も何度も楽しんでいました。ちなみに、父ちゃんがやったところ「分身」が反応せず、お姉さんに笑顔で「機械のエラーですねー」と言われてしまいました.....














最後は「忍者認定証」をもらって終了です。なかなか楽しめました。ちなみに、この会場の入口にあったのがこちら。うーん。活字中毒の父ちゃんとしては、テントを持ってきて暫く住みつきたい光景です。が、思わず伸ばした手をガラスに遮られました。残念!!
届かない窓に手を伸ば〜している〜♬(by「はじまりさえ歌えない」)
今日の気分はどうやら尾崎さんなようです。


日本化学未来館には初めて来ましたが、すごい施設です。なんせデカい!1日中楽しめそうです。是非また行きたいと思います。但し、次回のご利用は計画的に...(- -;)

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2016年9月17日土曜日

東京国立近代美術館とパレスチナ料理

まずは、うちの1号くんのお話。

先日、妻が小学校の授業参観に行ったそうです。妻に「一言感想」をお願いしてみました。結果は「とにかくジッとしていない!」だそうです。フムフム、やはり...(- - ;)

一方の2号くんのお話。

妻が幼稚園に迎えに行った際、先生と運動会の練習の話になったそうです。「上の子と比べると運動神経が....」と言った妻に対し、先生の応えは「でも癒しキャラですから...」だったとか。フムフム、こっちもやはり...(- - ;)

うーん、兄弟でも特徴は違うもの。なんとか良いところを伸ばしてあげたいものです。


そして、本日も父ちゃんの話。

まずは先日、都内で少し時間が空いたので、東京国立近代美術館に行ってきました。いつもの絵画ではなく、今回は写真です。ドイツの写真家であるトーマス・ルフの個展でした。



















ちなみにトーマス・ルフとは?何を隠そう、全く知りません!!きっと「有名な写真家」なのでしょう。では何故、彼の個展に行ったのか?ただ単に、「何か良さげな感じがビビッとしたんだよねー!直感ってやつー?」ってだけの話です。言い換えるなら「ただの行き当たりばったり」です。

館内は写真撮影OKにつき、気に入った作品をいくつか撮影してきました。

andere Portrats












Photogram





cassini


















ma.r.s.












press++























一番上の「andere Portrats」は、モンタージュ写真機を使用し、複数の人の写真を合体して作った作品だそうです。「cassini」は探査機が撮影した土星の画像、同じく「ma.r.s.」はNASAの探査機が高解像度カメラで撮影した画像を素材とした作品だとか。さらに「press++」は、報道の写真素材と原稿素材を1つに統合した作品だそうです。

正直、絵画以上に写真はさっぱり分かりません。が、なかなかどうして。結構良かったです。


そしてさらに先日は、生まれて始めてパレスチナ料理を食べてきました。東十条にある「bisan」さん。パレスチナ出身のオーナー(男前!)が営まれている、テーブル4つの小さなお店です。初めて食す料理でしたが、味は美味でした!!
http://bisan.biz/

4種類のサラダペーストはどれも美味!












特別に作ってくれた料理(ライスの味付けが絶品!)
















ちなみに、パレスチナとは。まず場所は、こんな感じのところにございます。地図のとおり、見事にイスラエルによって分割されています。













一刀両断です。こんな感じです。

『妖怪ウォッチ』より













が、ここはふざけてはいけないところ。何故こんな状況になったのか?

そこにはアラブ人の過酷な歴史があります。まさに、イギリスを筆頭とした大国の極めて身勝手な工作&大量に押し寄せたユダヤ人の移民によって、アラブ人が元々住んでいた土地を一刀両断されてしまった結果がこれです。しかも、西岸地区までイスラエルに実効支配されており、ガザ地区には今もイスラエルによる空爆が続いています。パレスチナに住むアラブ人の苦難は今も続いています。「人権尊重だ!」「紳士の国だ!」とか言っている割に、イギリスが国外でやってきたことは、まさに「非道」だったりします。

話が思いっきり逸れました。店内は、様々な調度品などを見ているだけでもパレスチナの勉強になりそうな感じでした。またこの店では、水タバコを注文することも可能です。お酒のほうも、パレスチナからの輸入ビールやワインを揃えていました。

パレスチナ唯一の地ビースであるタイベビール


















当然、飲む打つ買うがモットーの父ちゃんとしてはお酒もタバコも........だったりはしません。父ちゃん、酒もタバコもNGな人です。ぶっ倒れないように、1杯だけビールを頂きました.....

パレスチナ料理といい写真の個展といい、どんどん新しいことを体験してみるもんですね。

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2016年9月11日日曜日

高野山とは厳粛なり(後編)

いやー、錦織選手、負けてしまいましたね。残念です。
今、世界で最も調子が良いと言われていたマリー選手に勝ったので「今度こそはGS制覇!」と期待したのですが。激闘のツケ(疲労)は大きかったようです。来年こそは!!

来年こそは!!(写真:UPI/アフロ)














そして昨日は遂に、広島カープが優勝しました。我が職場(部署)の周辺には広島県出身者が3名もいるので、優勝が近づくにつれて大盛り上がりしていました(ちなみに父ちゃんは、広島県を永遠のライバルとし、いつかマブダチの香川県と共に広島県を倒すと(勝手に)思っている岡山県の出身です)。「ドラフトと育成」という一貫した方針が見事に花開いた広島、おめでとうございます!!

http://www.nikkei.com/article/DGXLASFK10H0T_Q6A910C1000000/












一方の我が阪神は、広島の地元胴上げを阻止し、最下位すら間近。目を覆うばかりの惨状です (T T) 「FAと外人」に長年頼ってきたツケが、いま来ています。しかし、ブレイクまではいかないものの、高山を筆頭に北條、原口、中谷、岩貞、青柳といった生え抜き選手たちも一軍に定着してきました。二軍でも横田、陽川、守屋、望月らが奮闘しています。今オフは大粛正も予定され、岩田や上本、伊藤隼らも首が危ないとか。いずれにしても、来年以降の戦力アップに期待です!


そして我が家です。2号くんが相変わらず、アイロンビーズにはまっています。ウルトラマンシリーズを作り倒した結果、いまは他のキャラに進出してきました。まさに「多角化」です。

妖怪ウォッチと仮面ライダー鎧武















そんなこんなで、前回の続きです。

前回は、高野山2日目早朝の奥之院観光について書きました。本日は、3日目早朝の壇上伽藍(等)観光です。そもそも遊びで高野山に行った訳ではないので、「観光」は早朝しか許されません。3日目も、4時半に起きて出発です。

宿坊を出て奥之院と逆側に行くと見えてきたのが、彼の有名な総本山「金剛峯寺」です。














庭に立っていると住職らしい方が気さくに話しかけて下さいましたが、早朝につき、残念ながら「中へもどうぞ」とはなりません。大河ドラマにも出てきた豊臣秀次の自刃の間(柳の間)も、この寺の中にあります。

そして次は、奥之院と並ぶ高野山の聖地である壇上伽藍へ。眼前に見えてきたのは、朝日に照らされた美しい「根本大塔」。この中には、本尊の「胎蔵大日如来像」を囲むように立体曼荼羅が形成されているとか。すごく観たかったのですが、何度も言うように「早朝」です。開館は8時半です。従って、観れませんでした...(T T)


















さらにこの近くにあったのが「三鈷の松」です。唐から投げた三鈷杵がここに掛かっていたため、空海はこの地を真言密教修禅の場と決めたそうです。


















まるでクローバーのようですが、ここで三つに分かれている松の落ち葉を探し、お守りにする参拝者が多いそうです。しかし、早朝から数十分間にわたりひたすら地面を見続けた父ちゃんの努力も空しく、みつけられませんでした......

折角なので、さらに足を伸ばし、高野山の総門である「大門」も観てきました。













標高867mの地にある高野山へ辿り着くための道のりは、かつては過酷だったそうです。苦労して高野山に辿り着いた参拝者を迎えたのが、この大門だったそうです。さぞかし感慨も深かったことと思います。

ちなみに今は、麓からケーブルカー(下)でスイーッと高野山駅まで行けてしまいます。感慨も特にございません。ちなみに言うとこのケーブルカー、大変混んでます。おフランスからの観光客が、どうも多いそうです。


















も一つちなみに、高野山から大阪難波に帰る途中には、こんな駅もありました。














真田親子(昌幸と信繁)が幽閉されていたことで有名な九度山です。途中下車したかったー。が、何度も言うようですが、今回の目的は「観光」ではありません。よって、泣く泣く断念しました。次回こそ!


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2016年9月4日日曜日

高野山とは厳粛なり(前編)

前回触れましたが、我が家の2号くん(4歳)は現在、アイロンビーズにはまってます。
まるで一年戦争末期のザクやドムのように、うれしそうにウルトラマンを量産しとります。
そんな2号くんは絵を描くのも大好きです。先日は幼稚園でこんな絵を描いてきました。
「ちょっと上手いんちゃう?」ということで、親バカ父ちゃん、大いに感動しました!!












ただ「2016 ナツ」と書きたかったようですが、どう読んでも「ヒシ」です。「2016 皮脂」。スキンケアの広告かと思いました..... (- -;)

一方の1号くんは、運動が何よりも大好きです。体操教室にテニス教室、ドッジボールクラブにも入っています。現在小学2年生ですが、バク宙しとります。

いやー、兄弟でも、それぞれ得意は違うもんですね。


で、本日は父ちゃんの話です。

つい先立って、用事があり、高野山に行ってきました。初高野山です。宿泊はもちろん宿坊だったので、夜早く朝も早い。よって、早朝時間を活用し、高野山観光も満喫してきました。

ということで高野山に到着した翌日4時半に起き、奥之院に行ってきました。ここは、天高くそびえる老杉と数十万基と言われる供養塔に囲まれた高野山の聖域です。一の橋から始まる参道は、弘法大使空海の御廟まで続いており、約2キロあるそうです。

参道のスタート地点「一の橋」














橋を渡ると、参道に沿って多数の供養塔が並んでいます。中の橋に着くまでにも、石田三成や伊達政宗、武田信玄や明智光秀の墓所、さらには上杉謙信の霊屋などがありました。歴史オタクの父ちゃん、以前に京都霊山護国神社(ここには、父ちゃんの敬愛する晋作さんを始め、維新の志士たちの墓が多数あります)に行ったとき以来の大感動です (T T)


















御廟までの中間地点にあるのが「中の橋」です。この橋の下を流れるのが金の川で、金とは死の隠語。つまりは金の川とは、三途の川のことだそうです。ここを渡ると、そこは「あの世(死の世界)」であると言われています。

ここを超えると死の世界です


















ここを超えて更に歩くと、織田信長や豊臣秀吉の墓所もありました。













何故、高野山にも刃を向けたと言われる信長の墓が、奥之院のさらに奥、御廟橋のすぐ手前にあるのか?「亡くなれば敵味方など無い。誰もが平等」ということでしょうか。そう言えばその昔、「孔雀(くじゃく)王」なる漫画でもこの謎を題材にしとりましたなー。あの主人公は裏高野の退魔師でした。

そして辿り着いた御廟橋。ここを超えると、弘法大師の御廟があります。が、ここで暫し一休み。何故なら、6時になると「生身供(しょうじんぐ)」の儀式が始まるからです。これを見逃してはなりません。弘法大師は入定(にゅうじょう)している、つまりは瞑想して生きたまま仏になっているとされています。従って食事が必要、という訳です。

弘法大師の食事が運ばれていきます














食事は御廟橋を渡り、弘法大師の元に届けられます。ちなみに、御廟橋を超えると撮影は禁止となっています。ついでに言えば、ポケモンGOも禁止となっております。立て看板が設置されていました。御廟橋を超えた先は、高野山の聖域の中の聖域です。流石に、ゲームは控えたほうがよろしいかと.....

正面が燈籠堂で、御廟の拝殿です


















御廟橋を超えた先には、御廟の拝殿である燈籠堂や空海入定の地である弘法大師御廟などがありました。ちなみにこの燈籠堂には、千年近くもの間絶えたことがない「消えずの火」もあるそうです。

早朝から清浄で厳粛な空気に触れ、煩悩だらけの父ちゃんも清らかに生きていくことを決めました!少なくとも、往復に要した1時間半だけは......

そんなこんなで、続きは次回。


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