2016年11月27日日曜日

ご冥福をお祈りします

本日は真面目なお話です。

会社の先輩が亡くなりました。46歳でした。昨日、最期のお別れをしてきました。
くも膜下出血で、自宅で眠ったまま亡くなったそうです。急な話でした。
涙が止まりませんでした。私にとってはただの「会社の先輩」ではありませんでした。

同じ岡山市出身でした。偶然ですが、幼稚園も小学校も同じでした。

同じ部署で約6年間も一緒でした。世界各地に一緒に出張に行きました。
パリにアムステルダム、フランクフルト、北京、台北、シドニー、キャンベラ...。
その際に撮った写真もいっぱい残っています。




























パリでは凱旋門まで歩き、シャンゼリゼ通りのお店でフランスパンを食べました。
オーストラリアでは、会議の空き日にゴールドコーストまで足を伸ばしました。
北京では、紫禁城を観光し、王府井で食べ歩きしました。
なんだか、仕事よりも観光の話ばかりですね。最高の想い出です。

そして、私が会社に入って初めて、「この人はすごい!」と思った人でした。
いまでも、仕事的にも人間的にも、この方以上の存在を私は知りません。
心から尊敬する先輩でした。豪快な笑い声が忘れられません。

お別れの際、棺の中に岡山市民のソウルフードである岡山木村屋の「バナナクリームロール」が納められていました。関東だとオンラインでしか購入できませんが、取り寄せて、先輩を思い出しながら食べたいと思います。


人間は必ず、いつか死にます。誰でも、死ぬ確率は100%です。そして、いつどのように死ぬかは、(基本的には)選べません。生と死は隣り合わせであり、人は日々、死に向かって生きています。そんなことを改めて思い出しました。

いつ死んでも後悔しないよう、残される人たちに何らかの心の支えを残せるよう、日々生きる必要があると思います。自分中心で、他人の目ばかりを気にする「利己の人生」「他人の人生」を生きるべきではありません。他人のために自分らしく生きる「利他の人生」「自分の人生」を生きるべきだと思っています。

自分があとどれだけ生きられるのかは到底分かりませんが、後悔しない人生を送りたいと思います。




先輩と出会えたことに心から感謝するとともに、ご冥福をお祈りします。


そして、子供たちの話です。

今月、我が家の1号くん、2号くんが共に誕生日を迎えました。1号くんは8歳、2号くんは5歳になりました。月日が経つのは早いものです。

2号くんの「フルーツいっぱいのケーキが食べたい!」とのリクエストに従い、妻がケーキを手作りしました。スポンジのところも、フルーツでいっぱいです。

























ちなみに、リクエストに基づき、1号くんのプレゼントは本。父ちゃんの影響で、最近本をよく読んでいます。2号くんのプレゼントはレゴ。大好きなNINJAGOのやつです。















1号くんはお気楽なのんびり屋ですが、体操もろもろ頑張っている優しい子に育っています。2号くんはまだ幼さいっぱいですが、妻のママ友からも先生からも「癒される」と言われます。

親の務めとは、子どもが一人でも強く生きていけるようになるための、サポートをすることだと思っています。何か一方的に指導をするのではなく、その存在を敬って、語り合い、ともに成長していくものだと思っています。迷ったときには相談にのり、そのチャレンジを後ろで支えてあげる。絶対的な信頼関係で結ばれたサポーターのようなもの。それが親の役割だと思っています。

パパも今年で9年目に突入。後悔しないように一日一日を大切に。まだまだ僕たちとともに、成長していきたいと思います。


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2016年11月19日土曜日

七五三と中華街

我が家のプクプク2号くんが、今月で5歳となりました。よって、つい先日、七五三なる儀式に行って参りました。

ちなみに、前回も書いたとおり、その直前まで父ちゃんは熱にうなされておりました。なんとか熱は下がったものの、喉の痛みと体のだるさを引きずりながらの外出となりました。

しかも、「さあ出かけるぞ!」と思った矢先に、まさかまさか、車のタイヤがパンクしとりました。そう言えば、タイヤがおかしかったと妻が言っとりました。これはなかなか、普通はないことです。が。という事は。悪いことがあったので、次はいい事が起こるはず!!










という訳で、まずは朝から写真スタジオにGOです。早速衣装に着替えると、2号くんが驚きの役者ぶり。カメラマンさんに言われるまま、見事に表情を作ってくれました。いやー、成長したもんです (@ @)
































続いて、写真撮影の後は神社にGOです。ただ、周囲にも七五三の家族が数家族おりましたが、主役の子どもたちは皆、立派な着物を着とりました。方や、我が家の2号くんのズボンは、幼稚園の制服だったりします.....。我が家の適当ぶりを、しみじみ痛感致しました。



















そう言えば。七五三と言えば、昔『この子の七つのお祝いに』なる映画がありました。この映画、幼い頃に意図せずテレビで観てしまい、それ以来トラウマです。なんせ、怖いんです。何が怖いって、このセーラー服姿が..... (- -;)

当時41歳の岩下志麻さんのセーラー服姿.......(- -;)
(映画『この子の七つのお祝いに』より)












いやいや、こっちじゃなかった.....。いや、こっちもですが.....。もっともっと怖かったのが、岩下志麻さんの母親役を演じられた岸田今日子さんの演技です。もー、それはそれは怖くて。興味がある方は、覚悟を決めて観られてみてください。


話がそれました。も一つ、そう言えば。今回は、桜木町から歩いて10分ほどの伊勢山皇大神宮に行きました。桜木町はわりかし近いので良く来ますが、来るたびにこの歌を思い出します。



ー いつでも捜しているよ どっかに君の姿を
  明け方の街 桜木町で
  こんなとこに来るはずもないのに

この歌を初めて聞いたのは、京都在住の学生時代。桜木町なんて全く知りません。よって、
『「こんなとこに来るはずもない街」ってどんだけさびれた街やねん。もしくは歓楽街か?』
と勝手に思っとりました。が、社会人になって桜木町を初めて訪れて.....















『いやいや、普通に来るやん!!普通に会うやん!!』
思わず突っ込みました.....(- -;)


と、話が思いっきりそれました。本題に戻ります。お参りのあとは、義父母と合流して食事でした。最近行ってなかった中華街。今回のチョイスは裏通りにある『保昌』さん。ここの売りは、意外にも牛バラ肉カレーです。しかしそれに限らず、何を頼んでも美味しかったです。

食べかけですみません





























2号くんも5歳。どんどん大きくなっていきます。僕たちと過ごす一日一日は、父ちゃんの人生の財産です。時間を大切にしたいと思います。


そんな2号くん。虫歯になってしまい、先日、治療にいったそうです。「あーん」をして治療している最中、「やけに静かだなー」と思って妻が2号くんの顔を覗いて見たところ、口を開いたまま見事に熟睡しとったそうです。恐るべき、図太さ.....(- -;)


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2016年11月13日日曜日

ニューヨーク出張記②(メトロポリタン美術館編)

今更ですが、今回の出張で改めて痛感したことがあります。それはアメリカ人の寒さに対する感度。皆さんも、こんな不思議な光景を一度は目にしたことがあるはず。

出典 up.gc-img.net











以前に私の職場にいたアメリカ人も、真冬のクソ寒い時期に、半袖短パンで元気に歩いておりました。「ハ〜イ  (^ ^) /」ってなもんで。

何故こんな話をしたかというと、冬にも係らず、今回のニューヨークの会議会場に思いっきり「冷房」が入っていたからです。寒いのなんのって。そのお蔭で体調をおかしくしました。遂に木曜からは熱を出してしまい、やっと今日から活動再開した次第です、ハイ。


前置きが長くなりました。出張記(美術鑑賞記?)の続きです。ニューヨークを発った日の話です。着いた日にニューヨーク近代美術館に行ったということは、発った日に父ちゃんが向かった場所はもちろんメトロポリタン美術館です。The METです。世界三大美術館です。飛行機の出発時刻という制約があろうとも、行きます、意地でも。

セントラル・パークを背にした立派な建物














まず、入口にセキュリティチェックがありますが、荷物を全部ホテルに預けて来て手ぶらだった父ちゃんはノーチェックでした。そしてチケットを購入。

エントランス。奥に小さく見えるのがチケット売り場














チケット売り場のお姉さんに「donationだけど、いくら払うの?」と聞かれてキョトってしまったのですが、どうもここのシステムは、寄付として各人が勝手に決めた金額を支払えばいいようです。結局父ちゃんは、お姉さんの後ろに掲載されていた「adult $25」(恐らく美術館の推奨額)を支払っときました。

そして手にしたシールを胸に張れば準備OK。早速、多数の絵画が並ぶ2階へGOです。

階段を上れば、そこは至福の空間


















しかし、何も考えずにいきなり正面の「1800年までのヨーロッパ絵画」のゾーンに突入していったのですが、暫く進んである事に気付きました。それは....

「私は一体、どこにおりますのん?一体、このゾーンだけで何部屋ありますのん? (@ @;)」

急いで来た道を戻ってMAPを入手し、そこで初めて気付きました。この美術館がとんでもなく広い、ということに。この「ヨーロッパ絵画」ゾーンだけでも50弱の部屋があります。そして、こうしたゾーンが、1階2階それぞれ10ほどもあります。

飛行機の時間がある父ちゃんに許された猶予は約2時間。この時点で既に「日本」「アジア」「武器・甲冑」「トルコ」「アフリカ・オセアニア」等々は「カット!」と判断させて頂きました。まず最優先は西洋絵画、その次に西洋の彫刻、という優先順位を立てて再出発です!

まず最初に目に飛び込んできたこの作品に、暫し見とれてしまいました。ちなみにMoMA同様にここも、写真撮影は自由です。

グイド・レー二「The Immaculate Conception」1627年


















ここから、凄い数の西洋絵画の乱れ打ちです。

アデライド・ラビーユ=ギアール
「弟子二人と一緒の自画像」1785年



















フェルメール「窓辺で水差しを持つ女」1665年頃


















フランソワ・ブーシェ「The Toilet of Venus」1751年


















続いて、絶対に外せない「19世紀・20世紀初頭のヨーロッパ絵画」ゾーンに向かいます。

ルノワール「シャルパンティエ夫人とその子どもたち」1878年
















ジョルジュ・スーラ「習作:グランドジャット島の日曜日の午後」1885年












ジャン=フランソワ・ミレー「麦穂の山:秋」1874年頃
















エドガー・ドガ「ダンス教室」1874年


















エドゥアール・マネ「死せるキリストと天使」1864年


















アレクサンドル・カバネル「ヴィーナスの誕生」1875年














モディリアーニ「ジャンヌ・エピュテルヌ」1918年


















そして珍しく、ガラスのケースに覆われて展示されている作品に出会いました。これです(「糸杉」のほうは普通の展示でした)。

ゴッホ「麦藁帽子の自画像」1887年


















ゴッホ「糸杉」1889年


















そして、私がな〜んとなく好きな画家、ウィリアム・ターナーの作品もありました。
「大運河、ヴェネティア」1835年












「捕鯨船」1845年
















そして、何となくではなく、明らかに私が最も好きな画家、モネの作品も大量にありました。

「睡蓮の池にかかる橋」1889年


















「サンタドレスのテラス」1867年















「モンソー公園」1867年














この時点で気付いてしまいました。既に残り時間は少ないということに。

残り時間はわずか!











しか〜し、少しでも多く観たい!なんとかギリギリまで粘りました!

こんな神殿まであります














大量の彫刻もあります


















ノーマン・ロックウェルの作品もあります



















そして、いよいよタイムリミット。また来ることを心に決めて出発です。皆さんも、メトロポリタン美術館に行かれるなら、少なくとも丸一日は時間を確保してから行くようにしてください。とにかく、とんでもない広さととんでも作品数ですので。。。

そして、こんなのどかな景色をチラ見しながら、(早足にて)ホテルに戻ります。






























ちなみに、本題の会議のほうについては、前回も書いたとおりで、大層高〜い英語の壁に手も足も出ませんでした(まあ、行く前から分かっていたことですが)。修行あるのみです。

修行あるのみ!!(映画『酔拳』より)














脳力的にも体力的にもかなりハードな出張でしたが、家に到着したらこんなものが玄関に。心から癒されました ♪♪



















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