2017年6月3日土曜日

初めてのクアラルンプール、のち機内映画

前回の続きです。

出張で、バンコクからそのままクアラルンプール(マレーシア)に飛びました。
ANAやJALが就航しているスワンナプーム空港ではなく、ドンムアン空港に向かいます。
そして、初めて乗りましたLCC(エアアジア)なるものに。
席がゾーンに分けられ(前に並ぶ看板)ており、ゾーンごとに搭乗します















フライトタイムは約2時間半。いやー、限界でした。

とにかく狭い!!しかも、父ちゃんはリクライニングが効かない席でした。
そして暇!!もちろんシートテレビなんて無いし、飲み物まで全て有料。
ちなみに、機内に持ち込む手荷物にも重さ制限があるので、ご注意ください。
ただ、余計な追加料金を回避すれば、ベース運賃が極めて安いことだけは確かです。


そんなこんなでクアラルンプール国際空港2に夜中に到着。そこで利用したのがこれです。
KLIAエクスプレス特急














この特急、およそ15分間隔で走っており、空港とセントラル駅との間を約30分で結ぶ、極めて優れものです。今回、セントラル駅前のホテルを予約していたので楽チンでした。

ちなみにクラルンプールでは、仕事以外、ほとんど何もしていません。イギリスからの独立を記念した式典が毎年盛大に開催されるというムルデカ・スクエア(独立広場)に面したレストランで食事をした程度です。
ムルデカ・スクエア(独立広場)














ほとんど飲めない父ちゃんも珍しく一杯



















そして、最終日も特急で空港に向かいます。車窓から見える風景もなかなか楽しめました。
市内付近












郊外

















ちなみに、父ちゃんの海外出張の楽しみの一つは、機内の映画です。今回は5本観ました。

1本目『沈黙 ーサイレンス』

遠藤周作の『沈黙』が原作です。江戸時代の過酷なキリシタン弾圧を描きながら、神が沈黙を保つなかで、「信仰とは何か」「人にとって大切なものは何か」等を問います。色々と考えさせられました。

2本目『海賊とよばれた男』
 
百田尚樹さんの小説の映画化です。出光興産創業者の出光佐三をモデルにしており、『日本人の誇り』を強く感じさせられました。感動しました。

3本目『本能寺ホテル』
 
綾瀬はるかさん演じる主人公が、「本能寺の変」前の本能寺にタイムスリップします。何って、堤真一さん演じる織田信長がカッコ良かったです。

4本目『ローグワン/スターウォーズ・ストーリー』

『スターウォーズ エピソード4』の直前に何があったのか?何故、デス・スターには弱点があったのか?どうやって反乱軍はデス・スターの設計図を入手したのか?それらが描かれます。そしてラストにはレイア姫まで登場します(CGを使ったそうです)。

5本目『わたしは、ダニエル・ブレイク』

カンヌ国際映画祭でパルムドール(最高賞)を受賞した作品です。主人公のダニエル・ブレイクは、心臓を患い、働きたくても働けません。そこで国の援助を受けようとしますが、政府と役人の理不尽さに、とことんまでに尊厳を踏みにじられます。観ていて胸が痛くなる映画です。ラストで、ダニエル・ブレイクが残した言葉が感動的でした。

『私は依頼人でも、顧客でも、ユーザーでもない。
怠け者でも、たかり屋でも、物乞いでも、泥棒でもない。
国民保険番号でも、エラー音でもない。
きちんと税金を払ってきた。それを誇りに思っている。
地位の高い者には媚びないが、隣人には手を貸す。
施しはいらない。私は人間だ。犬ではない。
当たり前の権利を要求する。敬意ある態度というものを。
私はダニエル・ブレイク。一人の市民だ。それ以上でも以下でもない』

ちなみに、マレーシア入国は今回が初めてでした。次はもっとゆっくりしたいものです。


そして、今日は男3人でこんな劇を観てきました。

















父ちゃんの記憶では、確かヘンゼルとグレーテルは、継母に森に捨てられたはず。ですが、今日の話では、実母にお手伝いで森にイチゴ拾いに行かされる設定に変わっていました。色々と、今の時代に配慮されたのでしょう。

ちなみに、この劇団銀河鉄道さんは、40年近い歴史を持つ劇団です。

そしてその後は、1号くんは着替えて野球クラブに。
父ちゃんと2号くんは家で、気がつきゃ夢の中でした。













いつもは土日も色々と忙しくしているのですが、今日は不覚にも寝てしまいました。
が、2号くんと一緒に寝るのは幸せな時間でした。これはこれで良しとします。


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